上手に出世する方法

就職してからある程度の年数が経過すると、役職が付くようになります。更に上のポストを目指す人にとっては、周りの人間とどのように付き合っていくかは頭の痛い問題です。役職が付くと、必ずといって良いほどあるのが「職場内派閥」への勧誘ではないでしょうか。この勧誘自体は悪いお誘いではなく、上を目指すなら役員や社長とのパイプを作ることができるので、使い方によっては自分の利益にもなります。しかし、厄介なのはその派閥は職場内で数多く存在し、どの派閥に入るかが社内政治力の有無に直結することです。入ることにメリットの少ない派閥は、「仲良し同士が集まっただけ」の派閥だと思います。これに入ってしまうと、自分の職場での人間関係が仲良し同士のみになってしまい、肝心な上司とのパイプを利用することができません。また、飲み会や親睦会などにも積極的に参加しなければならない空気が出来るので、グループ内部でも神経をすり減らしてしまいます。一方、是非入るべき派閥は、他のグループとも友好関係を維持しており、数の力で上司に物申せる程度の権力を持ったグループです。このようなグループは、自分たちに好都合なように社内の仕組みやルールを変えてしまう力さえも持っています。グループ同士で意見が対立した場合でも、社内政治力を利用して上司を取り込む事により自分たちの意見を押し通こと事ができるのです。ずる賢い方法にもみえますが、職場では自分たちがお互いに利益を受けることができるグループを探して入ることが、社内政治力を上げる技術といえます。

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